論文投稿後
Elsevier Usage Dashboardの御紹介
http://www.elsevier.com/connect/article-usage-reports-enable-authors-to-track-downloads-and-views
論文の評価は〝影響力のある雑誌に、どれくらい引用されたか〟によって決まるかと思います。
一方、引用されないまでも、どのくらいの頻度で、どのような国の人に購読されているのか、とても気になります。
購読数などに関する情報は、誰でも読めるオープンアクセス(OA)の雑誌や、所属機関によりプレスリリースが行われることにより内容がだいぶ変わってくるので、必ずしも論文のインパクトとは関連しません。しかしながら、自分が投稿した論文がたくさん読まれていると、モチベーションの向上・維持にも繋がります。
こういった出版後の論文の情報は、OA雑誌の一部では公開されていたりしますが、多くの雑誌では知ることができません。
今回、Elsevierで、面白いサービスがあったので御紹介します。
御紹介するのは、某雑誌(IF 2強)に2014年12月に投稿し、翌年の3月にアクセプトされた論文になります。オープンアクセスにもすることができる雑誌でしたが、それには$2200が別途必要ということで、予算の都合によりできませんでした。
そして、今日、コレスポに下記のようなメールが届きました。(実際には、以前からコレスポには届いてようですが…)
中段上部に、303回読まれていますと表示されています。
中段の”View Dashboard”とクリックすると、詳細をみることが出来ます。
右上には、地域別ダウンロード数、左下には、月別のダウンロード合計数(330回?303回じゃなくて?)が表示されます。
読まれている地域は、日本とアメリカが中心のようです。北米、欧州、日本に分布する病原体の近縁種の新種に関する論文なので、専門家が読んでくれたのでしょうか。
この論文は、海外研究者から最も問い合わせ(共同研究依頼や質問など)があった論文になります。購読料が発生するとはいえ、購読数は多くないようですね…お恥ずかしい…。1日に1回か…。
こんなこと気にしているくらいなら、実験して良い論文書きなさいと怒られそうです。
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